宇曽川ダム見学会

2014.6.24 見学

宇曽川ダム

いつもお世話になっておりますピンクのうさぎさんから宇曽川ダムの見学に
行きませんか、とお声掛け頂きまして是非に、と行ってきました。
神崎川発電所から直行でちょうど良い時間に到着。管理所のある左岸から天端。

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気になるレール?昇降装置があると聞いたのでそのレールかなと
思ってたんですが。答えはのちほど。

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左岸から下流面。

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非常用洪水吐き。

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同じく下流向き。

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堤体を。洪水吐きのすぐ横に階段も付いてます。

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上流を。ちょっと水位は低め。

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天端の真ん中辺りに展望台。

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右岸に渡って巡視艇のインクラインと取水塔を。

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同じく堤体上流面。

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見学会開始で管理所の操作室にお邪魔します。そこから取水塔を。
私知らなかったんですがこの取水塔、陸側の半分がいわゆるダム穴
(常用洪水吐き)になってるんだそうで。スクリーンの一番低い所がE.L.238m。
非常用洪水吐きを超えるいわゆるサーチャージがE.L.259m。参考までに
今までで一番水位が上がった時どの位、と聞きましたらE.L.248m、昨年秋の
台風の際だったそうです。普段なら聞こえる常用洪水吐きの水音も無く、
静かだったと言う事です。常用洪水吐きの放流量は最大25t/sなのでまさに
洪水調節してくれてたんですね。ダム湖側半分には利水用の表面取水ゲートが
あります。

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取水塔からダム湖上流向き。

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堤体を。やっぱり良く見えます。

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表面取水ゲートの巻上げ機。

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で、お待ち兼ねの監査廊にお邪魔します。上のレールは荷物運搬用の
ホイストクレーンなんだそうで。

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で、監査廊の中にありました噂の昇降装置。定員2名。

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まあこの階段ですから要りますよねえ。ちなみに192段あるそうです。

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監査廊底部から地下にあるゲート室にやってきました。常用洪水吐きが地下で
分岐しててその分のゲートが左と真ん中、右が農水など利水分なんだそうです。

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他では無かった程いろいろ教えて頂いた見学会は終了。上流に湧き水が
あるらしいのでやってきました。宇曽川渓谷って書いてあります。
立入禁止の看板の横には宇曽川流路工なるものの案内看板。

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川の横から砂防堰堤に沿って遊歩道があるので徒歩での散歩はOKなのかな。

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立禁のゲートのすぐそばに山比古湧水があります。割とたくさん汲みに来て
おられますよ、とのお話でしたのでついでがありましたら是非お立ち寄りを。

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昼からだから朝の間に神崎川にチャレンジしたのが失敗でしたが思いがけず
楽しい見学会となりました。見学会を手配頂いたピンクのうさぎさん、長時間の
見学にお付き合い頂いた職員様大変ありがとうございました。

関西電力 神崎川発電所

2014.6.24 見学

関西電力の神崎川発電所に行ってきました。昨年辺りから獣避けに施錠される
ようになったようで今回は覚悟を決めて歩いて行きます。

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参考にさせて頂いた山登り?の方の記事によると発電所まで1.7km。30分くらい。

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7時半だと朝日が眩しいです。

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ぐるりと回って裏口。

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水圧鉄管はこんな風に来てます。

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入っていいの、と思いながら水管橋。

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渡った先でまだ進めるようでしたが階段が厳しそうでしたので引き返します。

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戻って下から。

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河原も愛でます。ごろごろしてる石がいいですね。もちろんメインは水管橋ですが。

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てけてけ河原を歩いて発電所入口の橋の下まで。

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下流向きですが右の石積みが放流口兼昔の橋脚らしき跡。
左岸も綺麗に積んであります。

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で、放流口。

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取水堰堤目指して進みます。先程の鉄管が道を越えています。

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鉄管自体にかなりの強度を持たせてあるんでしょうね。

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途中は省略しますがサージタンクと堰堤に行く道の分岐。

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上りかあ、と思いましたが大方稜線まで来てますので、

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こんな下りが続きます。この辺で当然の事実に気が付きます。
下った分上らないといけないんですよね。しかも堰堤も谷底なので
この高さほぼ2往復(笑)。我ながらアホやなあ。

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で、サージタンク。

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残念ながら行き止まりです。せめて水圧鉄管が見えたら良かったのですが。

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私、給食は好きなものを後に残すタイプですが皆様はどうでしょうか。
てな事を考えながら堰堤への下り道。

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堰堤への管理道はここで立禁。左に下るのが登山道。ですが最終河原に
下りる所が崩れてましたので木の根に摑まりながら下りました。

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でもいいですねえ。疲れが取れます、と言いたい所ですがこの年ですので
それは無理。

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メカ部に近寄れなかったのでここから見学。

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登山道が先に続いてると聞いてましたので上流の河原からチャレンジ。

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飛び石戦法でどうにもならない所があったので潔く靴を脱いで裸足で進軍。
足つぼマッサージ効果を期待しますがどうでしょうか。

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山の上から撮られた画像を見た事がありましたのでチャレンジ。
ちょっと時期的に遅かったか緑が濃すぎてこの程度。
取水した後の沈砂池が見当たらないんですよね。それがちょっと疑問。

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行きしなに撮り損ねたの。サージタンク。

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サージタンクと水管橋の位置関係。

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最後にちゃんと建屋。

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国道から朝7時スタートで11時半頃帰着。これで音を上げてたら弥山発電所や
白川発電所の堰堤攻略は厳しそうですね。

中国電力 奥津発電所

2014.6.17 見学

さて、中国電力奥津発電所です。こちら、取水箇所6の筈なのですが
水槽発電所の放流入れると7になる、上流の発電所の放流を入れないと5に
なってしまうと言う悩ましい所です。中国電力さんの公式ページを見ると
取水堰堤5と上斎原の放流、で6となるのかな、と勝手に納得。

建屋見に来るのに裏の道に来てしまいました。

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鉄管が見えてます。上の道の上にも見えてるんですよ。

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どうしようかな、と思ったら階段がありました。普通は温泉の方から橋を渡って
来るようになってるみたいです。

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前から。

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橋の下流側に放流口が見えてます。結構大きめ。

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橋の上から。この発電所にはたくさん有形文化遺産になってるのがあるようで
あちこちにプレートが貼ってあります。

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水圧鉄管を後回しにして上部水槽、と言うか調整池。ダム関係の方には
バットレスと言う構造からちょっと有名だったりします。調整池なのでダムでは
無いのですが。かく言う私も見たかったんですよね。

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天端に当たる部分は通行止め。

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奥の真ん中より少し右が水圧鉄管への入口、真ん中より少し左の出っ張りが
吉井川系統の水路の出口と思われます。

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上の写真から左を進むと水槽発電所、その先入れないかな、
とやってきましたが通行止め。

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いわゆるバットレス部分。

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水槽から下る途中に怪しいトンネルと堰堤風のもの。調整池の余水吐き
みたいなものでしょうか。

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で、水圧鉄管。下る途中にも見えてましたがやっぱりここかな、と。

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上向き。1本で来てて、

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2本に分かれます。球形分岐が珍しいですが他でも結構あるようです。

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建屋から進みまして土呂江川のサイホン。道から上流向きです。

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下流向き。轍があるので行ってみます。

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轍の先もうちょっと上まで続いてるようですが引き返しました。
川を渡ってるんで上流に取水があるんじゃないかと探してみたんですが
発見出来ませんでした。結果冒頭の結論に達したんですが。

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尾路谷川取水堰堤。オロ谷の方が正式なのかな。

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途中で分かれた踏み跡を辿ると尾路谷川水路橋。

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全景が撮れません。時期が悪いですね。下の畑から撮れれば良いんですが
農繁期で作業されてたので止めておきました。

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上流側もこんな感じで。

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点検口?があるので通路もあると思うのですが。
草一杯に踏み込む勇気がありません。

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お次は湯の谷川水路橋。周辺は住宅地ですのでちょっと気を使います。

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いかにもそれらしい堰堤が直上にあるんですが高さが足りません。

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で、上流に進むと湯の谷川取水堰堤。

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河川改修で作り直したのか新しい感じです。

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上流に進みまして人形仙川水路橋。

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水路橋から川を上流に進むと人形仙川取水堰堤。

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手前の橋があるので堰堤が見え難いですが。

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排砂門と取水口。

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木路谷川水路橋。

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下流向きに蓋渠も続いています。

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ここに注水している木路谷川取水堰堤。

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最後は吉井川の堰堤ですが上斎原発電所の横にありまして、
その入口の真下に導水路の制水門。

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こんな感じで水路が続いています。

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沈砂池と取水堰堤。

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堰堤アップ。

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取水口に向って。

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右側、途切れてる所が上斎原発電所の放流口です。基本全量導水されます。

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堰堤を横から。

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取水部。ゲートしか見えませんが。

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プレートがたくさん付いてます。

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上流からの写真が無いので撮れなかったのかな、ちょっと覚えていません。
取水箇所の件でちょっと謎は残りますがこれにて終了。

見学に当たりまして水力けものみちさんの記事を参考にさせて頂きました。
通り掛りに道をお聞きしました皆様ありがとうございました。

中国電力 奥津水槽発電所

2014.6.17 見学

続いては中国電力奥津水槽発電所。元々は奥津発電所の出力増強の為に
追加された系統みたいですが便宜上これだけ区切ります。羽出川の取水堰堤。

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右から建屋、取水口、堤体排砂門。橋の向こうは道があったようですがあまり
人通りは無いみたいですね。

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取水口の様子。沈砂池が見当たらなかったんですよね。

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グレーチングの載った魚道が付いてます。

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下っていくと途中の川から取ってそうな感じ。怪しい林道を登っていくと水路橋と
取水堰堤がありました。六ツ合川取水堰堤と言うようです。手前水が白くなってる
所が取水口になってるようで右の水路に流入、右奥の沈砂池に流入しています。
真ん中ちょっと上に暗いですけど水路橋が見えてます。

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堰堤からの流入の様子。左の高いのと右奥の低いの、二つ排砂ゲートが
あるようです。

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左から流入してくるんですが段差が付いてますね。そこで沈砂してるんでしょうか。
一番奥のスクリーンの先が水路橋?ちなみに右下から羽出川の堰堤からの
水が来てます。

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水力発電所データベースによると取水箇所3なのでもう一つある筈なのですが
もうちょっと探索が必要なようです。

終点の奥津水槽発電所。その名の通り奥津発電所の上部水槽にあります。

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導水したら落差があったので発電所を付けておいた、と言う感じでしょうか。
まあせっかくなので良い事だと思います。まだもうちょっと知りたい発電所です。

とまた農協 西谷発電所

2014.6.17 見学

とまた農協西谷発電所にやってきました。表札が無かったので水利看板見て
書いてますので農協名は変わってるかもしれません。

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水圧鉄管を見上げますがかなり高そうです。横に階段ありますが立禁です。
まあ私に上る元気はありませんが。

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建屋下からの放流の様子。右が下流です。

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フェンス越し、網戸の破れてるところから覗き見。

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地理院地図見てたら途中の水路に登れそうな道がありましたが省略。
取水堰堤にやってきました。

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堤体の上に出てる鉄筋が気になります。嵩上げの予定があったんでしょうか。

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沈砂池、制水門には連絡橋で渡ります。扉が開いてたので
ちょいとお邪魔しました。

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下流から堰堤を。

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水利看板がありますね。

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沈砂池。

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スクリーンに制水門。除塵機付いてないんで毎日掃除しに来られるんでしょうね。
お疲れ様です。

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橋の下に排砂門の出口。

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水路すぐ直下に結構な土砂崩れがあったりなかなか迫力のある発電所です。

中国電力 奥津第二発電所

2014.6.17 見学

苫田ダムから上流に向うと山の中に突然見える中国電力の奥津第二発電所。
私が発電所も見て周るきっかけになった発電所であります。

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望遠で上部水槽を。実は発電所から途中まで車で上がれたんですが
ゲートがあって通常開いてるかどうか不明なので画像はこの辺に留めます。

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角度を変えて。全景載せてないんで判り難いんですがこの建屋
結構な山の中にあります。そして水車はこの建屋の下68.1mにあるんだそうで。

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道を挟んでダム湖の中に放流口。古い橋の橋脚らしきものも見えますね。

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放流口と建屋の間に何やらありまして、放流口の調圧槽なんだそうで。
放流口と調圧槽は水位によっては見られないかもしれませんね。

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建屋にやってきました。まあ四角い箱ですが水車自体ははるか地底に
あるそうです。中国電力さんのHPにも紹介記事がありますのでご覧下さい。
現地にも案内看板があります。

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裏には水圧鉄管と余水管が見えます。

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案内看板にも載ってたのですが上流に向うと途中にサイフォンになってる所が
あります。養野川と言う所でして。割と広い谷でサイフォンの延長も建設当時
日本1だったそうで。現状は判りませんが。

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広い谷なので続きが見えないかとうろうろしてましたらなんとも水路らしきものが。
奥津第二発電所が出来る前、苫田ダムによる水没域に久田発電所と言うのが
ありましてどうもそこの導水路のようです。もしかしたらサイフォン管もこの下を
通ってるのかもしれませんね。

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上の写真から少し上った所からの景色。田圃の向こうにサイフォン管が
見えてますが先程のとは別のものです。右上、ちょこっと白いものが見えてるのが
サイフォンの入口かな。と。多分そこに行くらしい道にゲートがありましたので
確認は出来ていません。そしてサイフォン管自体もこの2ヶ所以外地表に
出てる部分は確認出来ませんでした。

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そしてやってきました奥津温泉。なのですが吉井川の取水堰堤です。
元は久田発電所と羽出発電所のシリーズ発電だったらしいんですが
久田発電所の廃止に伴い羽出発電所も古くなってたので廃止、久田
発電所の取水堰堤を廃止して上流にこの堰堤を設置、そこに羽出発電所の
取水から導水して水量アップを狙ったらしいです。

2014.6.25 誤記訂正
羽出発電所には2系統の水路があって、吉井川の堰堤も既存のものだった
らしいです。案内図チラッと見ただけで思い込みで書いてしまい
申し訳ありません。ここに訂正いたします。

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時期的なものもあるんでしょうが木が邪魔でまともに写せません。

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気になるのは魚道らしきもの。なぜかグレーチングで蓋をしてあるんですよね。

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あちこち藪こいで見えた堰堤。

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すぐ橋の下にあるのでこんな風に見えます。対岸に取水口、排砂ゲートと反対で
大丈夫なのかなと思ってたら川底に石が積んであって砂が入りにくく
してあるようですね。

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上流からの堤体。真ん中に魚道入口のグレーチングが見えます。

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上の道からだとどうかな、と思いましたがこの程度。橋の上からだったら
もうちょっと良く見えたかもしれませんね。

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元羽出発電所の取水、羽出川、羽出西谷川の取水堰堤に向かいますと
こんな風に導水路が見えました。

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反対に進むと取水設備。

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沈砂池ですね。横の田圃の畦に登ればもっと見えたとは思うのですが
もう田植えしてありましたので控えました。

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堰堤自体に近付けなかったので下流の橋の上から。Y字の上2つに堰堤が
作ってあります。普通は合流点の下流に作る事が多いんですけどね。

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何とか近寄れないか、と上流からアクセス。車では行けそうに無かったので
歩きました。道はありましたが車は止めといた方が良さそうですね。

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こちらが羽出川の堰堤。対岸に取水口が見えてますね。

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向きが反対ですが羽出西谷川の堰堤。

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排砂ゲートの横に穴が開いてるだけです。2枚上の写真真ん中の下辺りに
出口が開いています。

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先に載せた水路を下り辿ってみると水路橋がありました。

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その先暫く行くとトンネルに入るようですが道をそのまま辿ると。

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山の中、こんな所で終点。多分旧羽出発電所の導水路のトンネル入口では
ないかと思われます。現在は上の写真の山に入るあたりで新しい水路に
切り替わってると思われます。

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私自身は気が付きませんでしたが吉井川の堰堤付近に羽出川からの導水路が
判る場所があるんだとか。廃止になった久田発電所や羽出発電所についても
水力けものみちさんが詳しく記事にされていますのでご覧下さいませ。

中国電力 入発電所

2014.6.17 見学

中国電力の入発電所です。取水は先程の苫田ダム。元々このあたりに
取水堰堤があったのを苫田ダムが出来たのでそちらから供給されるように
なったようです。ダム直下地下に制水門があっていきなりトンネルです。

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先にダムに行ったので戻りしなにトンネル出口。沈砂池にもなっています。

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今はダムからの供給なので沈砂は要らない気もしますが。

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排砂の放流口は結構下の川にあるらしいので省略しました。

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トンネル出口。元からなのか改修されたのかあまり愛想の無いトンネルです。

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除塵設備も設置されてるようです。

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少し下流から水路を。上流向きです。民家の裏手を流れています。

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道を挟んで田畑の間を水路は進みます。

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車は舗装された所に置いて少し歩いてみます。

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山に入る手前に水路橋。

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行けそうだったので歩いてみましたがすぐ先で暗渠になってまして。

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平場の先にはトンネル入口らしきもの。

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で、一山超えてそのトンネルの出口。

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この先は開渠です。

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すぐに大き目の沈砂池。

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小さめの排砂門らしきものがありました。

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水路のフェンスがずっと続いています。

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発電所にやってきました。

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苫田ダムが出来る前はやはり洪水被害があったのか入口には防水扉が
設置されています。

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発電所前は結構広めになってるんですがそこにグレーチングが。
覗き込むと放流口への竪坑でした。

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道から見下ろすと放流の様子が見えました。対岸には行かなかったので
これでご容赦下さい。

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放流口辺りから振り返り。

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上部水槽まで上がれるようになっていました。

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途中余水路が下ってきてるのと交差します。

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四角いコンクリートは吸気口らしいです。

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上がりきった所。この時期草が増えてるんでちょっと発電所回りには
厳しくなってきました。入れる範囲は草刈して下さるんですが。

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奥が水路、左に鉄管への入口。

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右に余水路入口。

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で、鉄管への入口。

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水路の先はこの様子で歩けない事は無さそうですがこの時期ちょっと厳しそう。

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水圧鉄管をひと目でも、とちょいとお邪魔。

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気が付いただけで建屋と上部水槽に登録有形文化財のプレートが付いていました。
古いものを大事に使う、維持していくのは大変かと思いますが
末永く働いて欲しいものです。

苫田ダム、苫田鞍部ダムと岡山県企業局 苫田発電所

2014.6.17 見学

苫田鞍部ダム
苫田ダム

岡山県吉井川近辺の発電所を周るに当たってまずは苫田ダムから。下流は
はじめて来ますた。

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左岸側は手前でゲートあり。

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橋があって右岸側がもうちょっと進めたのでそこから放流設備を。
引っ張り式ラジアルゲートと言うここの特徴でもあります。そしてゲートの上の
ガラス張りに入れるようになってます。

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右岸側はこのあたりで通行止め。

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ちょっと戻った所から。左になんか見えますよ。

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下の方に階段風に擬木があったんで進んでみます。

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その横には手形が一杯。

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仮排水路のようです。

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漏水があるのか水が流れるようにしてあるようです。

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場所を変えて鞍部ダム。外から見るとロックフィル。

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上流面はコンクリートフェージングです。今回は省略しましたが天端一番奥に
行くとコンクリートフェージングの成形に使った機械が展示されています。

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時期的なものもあるんでしょうがこの鞍部ダムから水面までかなり距離が
ありますので非常時で無いと浸からない設計なんでしょうね。

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鞍部ダムから進むとゲートがあります。本体ダム天端周辺は夜間通行止めです。

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この特徴的な形が良いですね。

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左岸より天端。この左に小さな駐車場があります。

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なんと言ってもラビリンス。

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駐車場から先、少し歩道が続いてまして展望台がありました。

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こんな場所です。ラビリンスも見えます。

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右岸管理所から上流向きにも少しだけ歩道がありまして。

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左岸側の建屋が岡山県企業局の苫田発電所。

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天端中程の見学室入口。

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見学室から下流を。窓が開けば良いなと思ったんですが鍵がしてあるのか
開きませんでした。

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引っ張りラジアルゲート。鉄の引っ張りに強い性質を生かした構造、らしいです。

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ラビリンス構造のお陰か天端がすごく広く感じます。

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天端から見下ろし。下の方にはコンジットも見えてます。

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取水設備の上も展望台になってます。

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そこからもラビリンス。

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真ん中の方にはコンジット、放流管の予備ゲートが丸見えです。

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下流右岸側に魚道のようなものが。現地には魚協名の看板があったんですが
帰ってから調べると魚道を通って上に見える池まで登ってきた魚を捕まえて
上流に放流する、と言う施設らしい。ダム建設時の利権のごたごたが
垣間見れる気がしました。

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右岸の管理所入口。管理所自体は上の建屋で、防振構造が良く見えます。
左に進むと展望台と資料室があります。

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資料室。ビデオも見られるようですので是非ご覧下さいませ。
ダムカードは平日は管理所事務所へ、休日は資料室から内線で
お願いするようです。

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開かれたダムをたっぷり楽しみました。いつか放流シーンも見てみたいものです。

レンズキャップ

昨日津山方面に出掛けてきたのですが記事を書く余裕が無いので
ちょいと小ネタを。

当方所持のkiss X4のキットです。5d2の動作確認も兼ねて。

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1眼レフでレンズフード付けてるとキャップが付け外しし難いな、と感じた事
ありませんか。キットレンズ付属のキャップは両方とも外周から押さえるタイプ
でしたので望遠の方のように一度フードを外さないとキャップが出来ませんでした。

レンズ専業メーカーなどでは既にありましたがキャノン純正でもフードを
付けたままキャップが出来るタイプが発売されています。それが左側。
内側の凹みを押さえて嵌めるとキャップが出来ます。

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裏はこんなの。

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X4だとキットレンズも1型で古いキャップでしたがその後マイナーチェンジや
STMに変わったりしてますのでX4以前の方をお持ちの方向けですね。
年寄り向けだと紐が付くようになってたら最強な気がします。

5d2改造

先日大阪梅田のキャノンサービスセンターに出していた5d2の
モードダイヤル改造が完了、戻りは宅配をお願いしてまして
本日到着。ちょうど10日、ありがたや。

横着者ですのであまり物撮りはしないのですが改造前の記念撮影。
先日来山の中うろうろしていて転んだ際にモードダイヤルが動いてたのに
気が付かず、と言うミスを連発してたので思い切りました。

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通常はロックが無くて回るんですが改造で真ん中に押すタイプの
ロックボタンが付きます。

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本日到着。宛名は隠しました。この外側にプチプチで包まれてました。

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箱の中にはこんな感じでエアークッション。代引送料900円+税ですが
その値打ちはあるような気がします。再利用出来そうなので箱やクッションは
保管しておきます。まあ持ち込む事の方が多いとは思いますけど。

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で、こんな感じ。ダイヤルの真ん中がちょっと出っ張ってる感じです。

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古いダイヤルもお願いして返却してもらいました。

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改造費用は\10000-+税。5d2と7dが対象だそうです。こけた時に確認すれば
要らん出費ではありますが気分転換も兼ねて。5d3や6dは電源スイッチの位置が
変わった加減か最初からロック付きになってるそうです。改造については5d2 改造
でググって頂ければ公式のページや体験談みたいなのが出てきます。

1d系やニコンだとダイヤルではなくボタン式になってる様なので私のように
ほぼPでしか撮らない人だとそういうタイプの方が良かったのかもしれませんね。

ちなみにこれらの写真はkiss X4で撮影しました。久しぶりに使うと軽くて良いな、と。
ダブルズームも悪くないんですが15-85が欲しくなりそうです。


余談ですが預けに行った帰りに梅田のヨドバシに寄ってみたんですが
すごいですねえ。カメラもレンズも直接触れるのがたくさんありました。
A011でしたっけ、600mmまでのも見本が置いてあって。まあ買いませんけど。
たまには都会に行くと楽しいですね。草臥れますけど。

試験湛水情報

試験湛水情報、と言いましても情報にならない情報です。

水源地ネットの試験湛水情報を見てましたらいつの間にか西紀ダムが消えてます。
今朝こっそり見てきたら常用洪水吐きの蓋が外されてました。水位自体が前回より
下がってたので満水になったのか来年に持ち越しなのかは判りませんが。
機会があったら柏原の土木事務所に寄って聞いてきます。現地は相変わらず
立入禁止のままです。

湛水式に入れてもらえなかった与布土ダム、6/1に竣工式があったらしいです。
機会があったら寄ってみようと思いますがダムまで行けるようになったんでしょうか。
空振りはいやなので通りがかった時に、という事で。

雨だと言うので

ご無沙汰しておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

自分のブログは管理画面からしか見ない人なのでたまたま先日気が付いたのですが
カウンター1万超えてたんですね。ご訪問頂いた皆様に御礼申し上げます。

昨日の朝からお休みだったんですが今日は雨だと言うので出撃止めたんですが
微妙にお日様が出てきましたよ。福井、足羽川方面回るつもりだったのでそっちが
どうかは判らないのですが。まあ梅雨時もあって5d2のモードダイヤル改造を
お願いしてきました。そっちはまた別に記事書きたいな、と思ってます。


で、イベント情報。水源地ネットやHP見て気が付いたのを二つほど。

志津見ダム。6/8にポピー祭りがあってその中でダム見学会が行われます。
異形のダム、見学会今回も同様かは判りませんが以前私が行った中では
かなり充実してましたのでお勧めです。

布目ダム。こちらはかなり先ですが森湖シーズンの7/27開催です。
5レンダムと言われる中でまだここだけ公式見学行けてなかったので
今年は行けると良いな、と。休みは確保してあります。
昨年は殿ダムの見学会とかぶってたので今年もそうなったらどっちを取るかは
悩ましいですけど。

見学会ではありませんが一庫ダムの稚鮎の放流が今年も6/8に行われるようです。
お子様がいらっしゃる方にはお勧めのイベントですので是非お問い合わせ下さい。
締切りは6/5だそうです。詳しくは管理所のHPをご覧下さい。


梅雨時、近年はこの時期にも豪雨が起こる事が多いので見学される際も気象情報に
十分注意して楽しんで下さいね。
プロフィール

ひろし

Author:ひろし
ダム見学がきっかけで始めたブログですが車の話、パソコンの話など書いております。

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