中国電力 奥津第二発電所
2014.6.17 見学
苫田ダムから上流に向うと山の中に突然見える中国電力の奥津第二発電所。
私が発電所も見て周るきっかけになった発電所であります。

望遠で上部水槽を。実は発電所から途中まで車で上がれたんですが
ゲートがあって通常開いてるかどうか不明なので画像はこの辺に留めます。

角度を変えて。全景載せてないんで判り難いんですがこの建屋
結構な山の中にあります。そして水車はこの建屋の下68.1mにあるんだそうで。

道を挟んでダム湖の中に放流口。古い橋の橋脚らしきものも見えますね。

放流口と建屋の間に何やらありまして、放流口の調圧槽なんだそうで。
放流口と調圧槽は水位によっては見られないかもしれませんね。

建屋にやってきました。まあ四角い箱ですが水車自体ははるか地底に
あるそうです。中国電力さんのHPにも紹介記事がありますのでご覧下さい。
現地にも案内看板があります。

裏には水圧鉄管と余水管が見えます。

案内看板にも載ってたのですが上流に向うと途中にサイフォンになってる所が
あります。養野川と言う所でして。割と広い谷でサイフォンの延長も建設当時
日本1だったそうで。現状は判りませんが。

広い谷なので続きが見えないかとうろうろしてましたらなんとも水路らしきものが。
奥津第二発電所が出来る前、苫田ダムによる水没域に久田発電所と言うのが
ありましてどうもそこの導水路のようです。もしかしたらサイフォン管もこの下を
通ってるのかもしれませんね。

上の写真から少し上った所からの景色。田圃の向こうにサイフォン管が
見えてますが先程のとは別のものです。右上、ちょこっと白いものが見えてるのが
サイフォンの入口かな。と。多分そこに行くらしい道にゲートがありましたので
確認は出来ていません。そしてサイフォン管自体もこの2ヶ所以外地表に
出てる部分は確認出来ませんでした。

そしてやってきました奥津温泉。なのですが吉井川の取水堰堤です。
元は久田発電所と羽出発電所のシリーズ発電だったらしいんですが
久田発電所の廃止に伴い羽出発電所も古くなってたので廃止、久田
発電所の取水堰堤を廃止して上流にこの堰堤を設置、そこに羽出発電所の
取水から導水して水量アップを狙ったらしいです。
2014.6.25 誤記訂正
羽出発電所には2系統の水路があって、吉井川の堰堤も既存のものだった
らしいです。案内図チラッと見ただけで思い込みで書いてしまい
申し訳ありません。ここに訂正いたします。

時期的なものもあるんでしょうが木が邪魔でまともに写せません。

気になるのは魚道らしきもの。なぜかグレーチングで蓋をしてあるんですよね。

あちこち藪こいで見えた堰堤。

すぐ橋の下にあるのでこんな風に見えます。対岸に取水口、排砂ゲートと反対で
大丈夫なのかなと思ってたら川底に石が積んであって砂が入りにくく
してあるようですね。

上流からの堤体。真ん中に魚道入口のグレーチングが見えます。

上の道からだとどうかな、と思いましたがこの程度。橋の上からだったら
もうちょっと良く見えたかもしれませんね。

元羽出発電所の取水、羽出川、羽出西谷川の取水堰堤に向かいますと
こんな風に導水路が見えました。

反対に進むと取水設備。

沈砂池ですね。横の田圃の畦に登ればもっと見えたとは思うのですが
もう田植えしてありましたので控えました。

堰堤自体に近付けなかったので下流の橋の上から。Y字の上2つに堰堤が
作ってあります。普通は合流点の下流に作る事が多いんですけどね。

何とか近寄れないか、と上流からアクセス。車では行けそうに無かったので
歩きました。道はありましたが車は止めといた方が良さそうですね。

こちらが羽出川の堰堤。対岸に取水口が見えてますね。

向きが反対ですが羽出西谷川の堰堤。

排砂ゲートの横に穴が開いてるだけです。2枚上の写真真ん中の下辺りに
出口が開いています。

先に載せた水路を下り辿ってみると水路橋がありました。

その先暫く行くとトンネルに入るようですが道をそのまま辿ると。

山の中、こんな所で終点。多分旧羽出発電所の導水路のトンネル入口では
ないかと思われます。現在は上の写真の山に入るあたりで新しい水路に
切り替わってると思われます。

私自身は気が付きませんでしたが吉井川の堰堤付近に羽出川からの導水路が
判る場所があるんだとか。廃止になった久田発電所や羽出発電所についても
水力けものみちさんが詳しく記事にされていますのでご覧下さいませ。
苫田ダムから上流に向うと山の中に突然見える中国電力の奥津第二発電所。
私が発電所も見て周るきっかけになった発電所であります。

望遠で上部水槽を。実は発電所から途中まで車で上がれたんですが
ゲートがあって通常開いてるかどうか不明なので画像はこの辺に留めます。

角度を変えて。全景載せてないんで判り難いんですがこの建屋
結構な山の中にあります。そして水車はこの建屋の下68.1mにあるんだそうで。

道を挟んでダム湖の中に放流口。古い橋の橋脚らしきものも見えますね。

放流口と建屋の間に何やらありまして、放流口の調圧槽なんだそうで。
放流口と調圧槽は水位によっては見られないかもしれませんね。

建屋にやってきました。まあ四角い箱ですが水車自体ははるか地底に
あるそうです。中国電力さんのHPにも紹介記事がありますのでご覧下さい。
現地にも案内看板があります。

裏には水圧鉄管と余水管が見えます。

案内看板にも載ってたのですが上流に向うと途中にサイフォンになってる所が
あります。養野川と言う所でして。割と広い谷でサイフォンの延長も建設当時
日本1だったそうで。現状は判りませんが。

広い谷なので続きが見えないかとうろうろしてましたらなんとも水路らしきものが。
奥津第二発電所が出来る前、苫田ダムによる水没域に久田発電所と言うのが
ありましてどうもそこの導水路のようです。もしかしたらサイフォン管もこの下を
通ってるのかもしれませんね。

上の写真から少し上った所からの景色。田圃の向こうにサイフォン管が
見えてますが先程のとは別のものです。右上、ちょこっと白いものが見えてるのが
サイフォンの入口かな。と。多分そこに行くらしい道にゲートがありましたので
確認は出来ていません。そしてサイフォン管自体もこの2ヶ所以外地表に
出てる部分は確認出来ませんでした。

そしてやってきました奥津温泉。なのですが吉井川の取水堰堤です。
元は久田発電所と羽出発電所のシリーズ発電だったらしいんですが
久田発電所の廃止に伴い羽出発電所も古くなってたので廃止、久田
発電所の取水堰堤を廃止して上流にこの堰堤を設置、そこに羽出発電所の
取水から導水して水量アップを狙ったらしいです。
2014.6.25 誤記訂正
羽出発電所には2系統の水路があって、吉井川の堰堤も既存のものだった
らしいです。案内図チラッと見ただけで思い込みで書いてしまい
申し訳ありません。ここに訂正いたします。

時期的なものもあるんでしょうが木が邪魔でまともに写せません。

気になるのは魚道らしきもの。なぜかグレーチングで蓋をしてあるんですよね。

あちこち藪こいで見えた堰堤。

すぐ橋の下にあるのでこんな風に見えます。対岸に取水口、排砂ゲートと反対で
大丈夫なのかなと思ってたら川底に石が積んであって砂が入りにくく
してあるようですね。

上流からの堤体。真ん中に魚道入口のグレーチングが見えます。

上の道からだとどうかな、と思いましたがこの程度。橋の上からだったら
もうちょっと良く見えたかもしれませんね。

元羽出発電所の取水、羽出川、羽出西谷川の取水堰堤に向かいますと
こんな風に導水路が見えました。

反対に進むと取水設備。

沈砂池ですね。横の田圃の畦に登ればもっと見えたとは思うのですが
もう田植えしてありましたので控えました。

堰堤自体に近付けなかったので下流の橋の上から。Y字の上2つに堰堤が
作ってあります。普通は合流点の下流に作る事が多いんですけどね。

何とか近寄れないか、と上流からアクセス。車では行けそうに無かったので
歩きました。道はありましたが車は止めといた方が良さそうですね。

こちらが羽出川の堰堤。対岸に取水口が見えてますね。

向きが反対ですが羽出西谷川の堰堤。

排砂ゲートの横に穴が開いてるだけです。2枚上の写真真ん中の下辺りに
出口が開いています。

先に載せた水路を下り辿ってみると水路橋がありました。

その先暫く行くとトンネルに入るようですが道をそのまま辿ると。

山の中、こんな所で終点。多分旧羽出発電所の導水路のトンネル入口では
ないかと思われます。現在は上の写真の山に入るあたりで新しい水路に
切り替わってると思われます。

私自身は気が付きませんでしたが吉井川の堰堤付近に羽出川からの導水路が
判る場所があるんだとか。廃止になった久田発電所や羽出発電所についても
水力けものみちさんが詳しく記事にされていますのでご覧下さいませ。