ひろしのダム発電所見学記

2014.6.24 見学

宇曽川ダム

いつもお世話になっておりますピンクのうさぎさんから宇曽川ダムの見学に
行きませんか、とお声掛け頂きまして是非に、と行ってきました。
神崎川発電所から直行でちょうど良い時間に到着。管理所のある左岸から天端。



気になるレール?昇降装置があると聞いたのでそのレールかなと
思ってたんですが。答えはのちほど。





左岸から下流面。



非常用洪水吐き。



同じく下流向き。



堤体を。洪水吐きのすぐ横に階段も付いてます。



上流を。ちょっと水位は低め。



天端の真ん中辺りに展望台。



右岸に渡って巡視艇のインクラインと取水塔を。



同じく堤体上流面。



見学会開始で管理所の操作室にお邪魔します。そこから取水塔を。
私知らなかったんですがこの取水塔、陸側の半分がいわゆるダム穴
(常用洪水吐き)になってるんだそうで。スクリーンの一番低い所がE.L.238m。
非常用洪水吐きを超えるいわゆるサーチャージがE.L.259m。参考までに
今までで一番水位が上がった時どの位、と聞きましたらE.L.248m、昨年秋の
台風の際だったそうです。普段なら聞こえる常用洪水吐きの水音も無く、
静かだったと言う事です。常用洪水吐きの放流量は最大25t/sなのでまさに
洪水調節してくれてたんですね。ダム湖側半分には利水用の表面取水ゲートが
あります。



取水塔からダム湖上流向き。



堤体を。やっぱり良く見えます。



表面取水ゲートの巻上げ機。



で、お待ち兼ねの監査廊にお邪魔します。上のレールは荷物運搬用の
ホイストクレーンなんだそうで。

　　　　　　　　

で、監査廊の中にありました噂の昇降装置。定員2名。



まあこの階段ですから要りますよねえ。ちなみに192段あるそうです。

　　　　　　　　

監査廊底部から地下にあるゲート室にやってきました。常用洪水吐きが地下で
分岐しててその分のゲートが左と真ん中、右が農水など利水分なんだそうです。



他では無かった程いろいろ教えて頂いた見学会は終了。上流に湧き水が
あるらしいのでやってきました。宇曽川渓谷って書いてあります。
立入禁止の看板の横には宇曽川流路工なるものの案内看板。



川の横から砂防堰堤に沿って遊歩道があるので徒歩での散歩はOKなのかな。



立禁のゲートのすぐそばに山比古湧水があります。割とたくさん汲みに来て
おられますよ、とのお話でしたのでついでがありましたら是非お立ち寄りを。



昼からだから朝の間に神崎川にチャレンジしたのが失敗でしたが思いがけず
楽しい見学会となりました。見学会を手配頂いたピンクのうさぎさん、長時間の
見学にお付き合い頂いた職員様大変ありがとうございました。