室生ダム仮設ゲート撤去作業
2016.3.24 見学
室生ダムでは昨年秋からクレストゲートの点検作業を実施されていますが
その際に設置されている仮設ゲートの撤去作業を見学して参りました。
作業開始前、3号ゲートのダム湖側にいわゆる角落としが設置されています。

作業開始前、資材を取りに行かれている間に前日に行われたゲートの機能
点検の残りがあったとの事でゲートが開いています。

慌てて下流側から撮影。

いつもの如く標準ズームだけで行ってたものでトリミングしてみましたが
角落しが見えますでしょうか。

なんとなくまだ上がってるみたい。

戻った頃に全開になりまして繋止ピン?の機能点検。合間に今回情報を頂いた
水資源機構の担当の方や点検作業の担当の方にいろいろとお話をお聞きする
事が出来ました。

さあ作業の開始です。大きい方のクレーンが天端に入ります。

トレーラ-で運んできたのは角落しを吊り下げる冶具と枕木。


小さい方とはいえ結構大きいクレーン。資材取りに行くのも含めて動いてるんで
かなり働き者です。クレーンについては平野クレーン工業さんのHPにスペック
まで公開されていましたのでご覧下さいませ。

トレーラーが天端に入ります。

まずは天端の街灯の取外し。外れるのは知りませんでした。


潜水士さんがスタンバイ、角落しのガイドレールの取り付け。

反対側。

なんかフックが出てきたぞ、と思ってると。

角落しとゲートの間の空間に充水する為に角落しを浮かす為のフックでした。
結構時間掛かってましたよ。

充水が終わりまして冶具の準備。

ガイドレールに沿って、

下ろして、

る間に管理所前の様子。

を撮ってたら上がる瞬間を撮り損ねました。



トレーラーに積み込み固定して冶具は次の角落しへ。

トレーラーは管理所前へ。

枕木の上へ下ろします。

お昼休みに天端を見学。

なんせ全部で14もあったんで大きさ別で代表掲載。最初のが大きいの、
こちらが中くらいの。

で、これが小さいの。後で聞いたんですが3種類とも重量は5.7tで同じなんだ
そうです。大4、中4、小6で深い所ほど小さいのは水圧の関係らしいです。

角落しの取外しが終わりまして次は1号ゲートへの設置準備。

天端でクレーンの移動をしてる間に外した角落しを見学。

充水用のフック発見。結構重そうですよ。

ずらりと並んだ角落し。

3方水密という仕様で手前に見えてるゴムを水圧で押さえて止水するタイプ
だそうです。最下段がどうなってるのか非常に気になる。

角落し間の止水面。磨き出しになってるとは思ってませんでした。

そうしてる間に最下段の設置作業。

これを撮ってる時に現場の担当の方が来て下さいまして今日はこれ下ろしたら
終わりと教えて下さいました。タイミング良過ぎて着水シーンは撮り損ねました。

作業終了後にガイドレールを。

1号ゲートに置いてあったの何に使うのかなと思ってたんですが外したワイヤー
を巻いて保管するそうです。また巻くのが大変らしいですが。

作業終了後の管理所前の様子。

トレーラー、外して置いておくってのは思い付きませんでしたがこういう利点が
あるんですね。

1日作業を拝見しましたが重量物の運搬、クレーン作業や潜水作業もあって
大変な作業でしたが手際良く作業されていたのと作業中断時の安全確保が
良く判りました。今日この続きの作業をされていますが6月頃には1号からの
取り外し、収納作業も発生しますので出来ればまた見たいと思っております。
水資源機構の皆様、作業関係の皆様、怪しい奴がうろうろしていたにも拘らず
気さくに接して頂きましてありがとうございました。まだ作業は続きますが
安全第一でよろしくお願いします。
室生ダムでは昨年秋からクレストゲートの点検作業を実施されていますが
その際に設置されている仮設ゲートの撤去作業を見学して参りました。
作業開始前、3号ゲートのダム湖側にいわゆる角落としが設置されています。

作業開始前、資材を取りに行かれている間に前日に行われたゲートの機能
点検の残りがあったとの事でゲートが開いています。

慌てて下流側から撮影。

いつもの如く標準ズームだけで行ってたものでトリミングしてみましたが
角落しが見えますでしょうか。

なんとなくまだ上がってるみたい。

戻った頃に全開になりまして繋止ピン?の機能点検。合間に今回情報を頂いた
水資源機構の担当の方や点検作業の担当の方にいろいろとお話をお聞きする
事が出来ました。

さあ作業の開始です。大きい方のクレーンが天端に入ります。

トレーラ-で運んできたのは角落しを吊り下げる冶具と枕木。


小さい方とはいえ結構大きいクレーン。資材取りに行くのも含めて動いてるんで
かなり働き者です。クレーンについては平野クレーン工業さんのHPにスペック
まで公開されていましたのでご覧下さいませ。

トレーラーが天端に入ります。

まずは天端の街灯の取外し。外れるのは知りませんでした。


潜水士さんがスタンバイ、角落しのガイドレールの取り付け。

反対側。

なんかフックが出てきたぞ、と思ってると。

角落しとゲートの間の空間に充水する為に角落しを浮かす為のフックでした。
結構時間掛かってましたよ。

充水が終わりまして冶具の準備。

ガイドレールに沿って、

下ろして、

る間に管理所前の様子。

を撮ってたら上がる瞬間を撮り損ねました。



トレーラーに積み込み固定して冶具は次の角落しへ。

トレーラーは管理所前へ。

枕木の上へ下ろします。

お昼休みに天端を見学。

なんせ全部で14もあったんで大きさ別で代表掲載。最初のが大きいの、
こちらが中くらいの。

で、これが小さいの。後で聞いたんですが3種類とも重量は5.7tで同じなんだ
そうです。大4、中4、小6で深い所ほど小さいのは水圧の関係らしいです。

角落しの取外しが終わりまして次は1号ゲートへの設置準備。

天端でクレーンの移動をしてる間に外した角落しを見学。

充水用のフック発見。結構重そうですよ。

ずらりと並んだ角落し。

3方水密という仕様で手前に見えてるゴムを水圧で押さえて止水するタイプ
だそうです。最下段がどうなってるのか非常に気になる。

角落し間の止水面。磨き出しになってるとは思ってませんでした。

そうしてる間に最下段の設置作業。

これを撮ってる時に現場の担当の方が来て下さいまして今日はこれ下ろしたら
終わりと教えて下さいました。タイミング良過ぎて着水シーンは撮り損ねました。

作業終了後にガイドレールを。

1号ゲートに置いてあったの何に使うのかなと思ってたんですが外したワイヤー
を巻いて保管するそうです。また巻くのが大変らしいですが。

作業終了後の管理所前の様子。

トレーラー、外して置いておくってのは思い付きませんでしたがこういう利点が
あるんですね。

1日作業を拝見しましたが重量物の運搬、クレーン作業や潜水作業もあって
大変な作業でしたが手際良く作業されていたのと作業中断時の安全確保が
良く判りました。今日この続きの作業をされていますが6月頃には1号からの
取り外し、収納作業も発生しますので出来ればまた見たいと思っております。
水資源機構の皆様、作業関係の皆様、怪しい奴がうろうろしていたにも拘らず
気さくに接して頂きましてありがとうございました。まだ作業は続きますが
安全第一でよろしくお願いします。