2016.4.20 見学
先月後半辺りから以前よりの懸案事項がいくつか片付けなければならなくなって
きましてこの連休は天候もあって家でごろごろ。
Youtubeって便利と言うか見だしたら止まらなくなって困ります(笑)。
なんとなく記事が進まないのですがとっておきを一つ。
俣野川ダムは鳥取県にありますが県境に近い所にありまして岡山県側に
あります
土用ダムを上池として揚水発電を行っています。

このご時世ですので俣野川ダム自体にも下流右岸側に発電所が設置されて
います。

そういえば発電所の稼動状況確認するの忘れてましたね。

上ってきまして案内所、管理所をすっ飛ばして天端まで。

右岸から下流面。

上流面。揚水発電の下池の割には水が多いな、と言う疑問は後程解けます。

クレストゲートにコンジット、選択取水と中国電力さんのダムの割には
治水要素が強い印象。

クレストから下流を見下ろし。放流はバルブ放流みたいなので発電所の放流が
どうなってるのかは確認し忘れています。

ダム天端は車で渡る事が出来るんですが左岸側の道路は落石の恐れありで
通行ご遠慮下さいとの看板がありました。当方はこれを見たかったので進み
ましたが普通の人は止めておいた方が良さそうです。落石、倒木が結構
ありましたので。

2号ゲート。

1号ゲートが上流側。ちなみに俣野川発電所には4基のポンプ水車がありまして
各ゲート2基分を受け持ってるようです。

これは2号ゲート越しでしたか、ダムとの位置関係。

左岸を遡っていくと俣野川発電所。上流側から下流向き。変電所の先に
トンネルの入口があるようですが見えませんでした。

対岸から。新緑の頃、木が邪魔です。

右岸側道路からゲート、取水部をアップで。

ダムまで戻ってきまして俣野川ダムご案内ホールを見学。DVD見ておっちゃん
が説明して下さいます。春先の日中電力需要の少ないこの時期、揚水発電は
太陽光発電の余剰電力で揚水してるんだそうです。なので午前中にも
かかわらずポンプアップしてる状態なんだそうです。まあこれを書いてる今頃は
そろそろ暑くなってきてるので様子が違うかもしれませんが。

ここの発電所で驚いたのがなんと俣野川発電所のサージタンクまで車で
行けるとの事で。山を登ってる時に発見した発電所への横坑。
チャレンジされた方、これが見えたら道間違えてます。私はここで戻りましたが
ググル航空写真見てたらこの先にも何かありそうな気配。

で、サージタンク。毛無山と言う山への登山口になってるそうで山開きは
来週って言ってたんですがもう登ってる方がおられるのか。
当然ですがサージタンクの中は見えません。深さ100m位あるらしいので
落ちたら大変ですし。

登山道の案内図。毛無山までは2時間弱くらいらしい。おっと、土用ダムまで
登山道は続いてるんですね。遠そうですけど。

サージタンク広場は登山者の駐車場であると共に大山を望む展望台でも
あります。

原発の電池と言われてきた揚水発電所ですが原発の止まっている今現在でも
始動すれば数分で120万kwを作り出せる能力は電力会社にとって心強いもの
なんだろうな、と思います。とっさの時の壊刀、今後も頑張って頂きたいものです。