ひろしのダム発電所見学記

2016.3.31 見学

鳥取県ダムカード集めの最後まで残っていました賀祥ダム。菅沢ダムから
やってきましたが順番間違えた。朝鍋ダムのカードもこちらで頂けますので
先に朝鍋ダムで写真撮ってから行くと効率良いです。



コンジットゲート1門、自由越流式の非常用洪水吐きに2ヶ所切り込みを入れて
常用洪水吐きに。



奥の方、右岸側にもゲートらしきものがありますがこの時点では何かの利水用
ゲートかな、と。



左岸にある管理所。この時カードを頂いて先の朝鍋ダムの件知ってちょっと
ショック。まあこの後行って帰ってきましたが結構な時間のロス。



管理所の辺りから下流面。



天端から下流方向。左岸に賀祥発電所があります。

　　　　　　　　

右岸側に到着。で、こちらが制限水位調節ゲート。今思えばそのまんまの
名前になってましたね。私は良く判らなかったので後でもう一度来た時に
職員さんに教えてもらいました。



左岸側には艇庫らしきものがありますね。そういえば選択取水はどうなってる
のかな、多孔式ってなってたんで堤体に直接付いてるんでしょうか。



前面自由越流式なので導流壁?が結構高くて微妙に邪魔だったりします(笑)。



出来立て感たっぷりの賀祥発電所。



下流側からアタック。常用洪水吐きの切込みが良く判ります。



ダムの堤体って結構トレンドと言うかこの時期はこんな形みたいなのがあって
最近判るようになってきました。

　　　　　　　　

賀祥発電所。水利許可が平成24年ですからまあ出来立てみたいなものです。



で、朝鍋ダムから帰ってきてから教えて頂いた制限水位調節ゲートの役割。
こちらのダムでは洪水期に制限水位を設定していて洪水期前に水位を下げて
このゲートを開けて期間中ここがオリフィスゲートに相当する役割を果たすんだ
そうで。ただローラーゲートではないので湛水状態での開閉は出来ず水位を
下げた後開扉するそうです。その時期が6月ごろらしいのでお近くの方は
是非見に行ってみて下さい。

　　　　　　　　

ダムカード、ちょうどバージョンの変り目時期だったらしく新旧一緒に頂けました。
私は行けませんでしたが島根側にもカードが頂けるダムがありますのでまた
回ってみたいものです。