ひろしのダム発電所見学記

2018.5.15 見学

筑波峰発電所遺構

昨夏完成稼動開始したと聞いてながらなかなか見に行けてなかった
つくばね発電所。



放流口は真ん中が水車から、左が余水。



経費の関係か見学の便を図って下さってるのかフェンスは無く近くで見学
出来ます。



ただやはり水圧管付近は立禁表示されておりました。でも階段が見え
なかったので今後草ぼうぼうになると登れなくなりそうです。



マニア向けでしょうか、過去の遺品も展示してくれています。でも露天なので
すぐ朽ち果てそうです。



ロッジの裏にはかつての遺構が残ってます。



上部水槽が見えるかな、と思いましたが良く考えると上でちょっと傾斜が
緩くなってた筈なので見えないですね。

　　　　　　　　

新旧比較。でも鉄管の太さかなり違うよなあ。

　　　　　　　　

ガラス越しに撮ってはみましたが良く判らん。手前がクロスフロー水車、
奥にあるのが発電機らしい。



さて気になる取水にやって参りました。見学者向けに作って下さったのか
案内掲示が。

　　　　　　　　

いわゆる沈砂槽。でも溢れてますよ。

　　　　　　　　

取水堰堤は既存のものを生かしつつチロル式取水を付け足したのかな。



でもチロル式ってゴミも全部流れ込むんでその対策か網みたいなのを
敷いてあります。



導水路は埋設になってるらしいんで上部水槽まで林道が続いてると思われ
ます。上部水槽の掃除に軽トラで行けるようになってるのかな。



少しだけ歩いてみましたがマンホールの下が導水管なんでしょう。

　　　　　　　　

以前諦めたあたりまで歩きましたがこの辺で撤退する事にしました。
立禁表示はありませんでしたが遺構の類は残ってる様子ありませんでした
ので。



雨の後、と言うのもあるんでしょうけど思ってたより水量豊かでもう少し出力
大きい水車でもいけたんじゃないかな、と思ったり。
昨夏稼動開始してから出水の洗礼も受けられたようですので今後は運用で
いかに省力化を図るかが課題だろうと思います。
新しい発電所、末永く働いてくれる事を祈りまして。