長殿発電所の渓流取水
2020.4.26 見学
いつかは見に行きたい渓流取水、でもどこにあるか良く判らない、
と思ってたら先輩が行ってきたと。さらに情報を下さった方が
おられまして先輩も未見の物件含め見に行ってきました。
長殿発電所弥一谷えん堤。

暗渠になってますが立派な水路橋です。ここに合流。

堰堤はこの通り。先輩が行かれた際にはひどい状況だったので
発電所の完成までに修繕されたのが良く判ります。

でも埋まってます。リモートのコントロールもついてないので
巡視された方が操作するんでしょうね。

丁度上部水槽の直上流になるんで水路橋もかなりごついです。

さらに進むと大谷滝。実はこの巡視路、大谷滝へのアプローチにも
なってますが荒れてて滝へは近付けません。いや、滝マニアなら行くのか?

そんな滝の下流にあるのが大谷えん堤。本来のアプローチは
下流側かららしいんですが巡視路が崩れてるらしく上流側から
アクセス。

流木の巡視路。埋まった取水口。先には立派な開渠の水路橋。
この流木どうやって運んだんだろう。

下流側から。立ってる下に沈砂池があります。

歴史を感じさせる水路橋。

上から見て初めて気づくカーブ。

こちら先輩も未見だった小裏谷えん堤。

沈砂と導水路への合流部。

こちらもこの時点で取水はされていませんでした。

取水からの導水路。雨水溝みたいなサイズですが岩を抜いたトンネルが
あります。

岩陰にあった取水堰堤。この過酷な状況でよく再建したなと。
堰堤は一部鉄板張り。あんまりタイトな立地で正面からは
撮影出来ず。

こちらは取水口は埋まってませんが蓋して取水してない模様。

長殿発電所の再建に当たって導水路の補修などで漏水量が減って
この時点でこの渓流取水は使わなくても十分発電には問題無いんだとか。
そういえば土木学会のアーカイブにあった建設時の資料にはこの3ヶ所が
出てこないので後年漏水などで影響が出始めた頃に追加取水するために
作られたんだろうな、と推測して納得しております。
しかしまあえらいところです。新緑は堪能しましたが。関係の皆様、くれぐれも
お怪我など無いようにお勤め下さいませ。
情報を下さった方、お付き合いいただいたkさま今更ながら
ありがとうございました。
いつかは見に行きたい渓流取水、でもどこにあるか良く判らない、
と思ってたら先輩が行ってきたと。さらに情報を下さった方が
おられまして先輩も未見の物件含め見に行ってきました。
長殿発電所弥一谷えん堤。

暗渠になってますが立派な水路橋です。ここに合流。

堰堤はこの通り。先輩が行かれた際にはひどい状況だったので
発電所の完成までに修繕されたのが良く判ります。

でも埋まってます。リモートのコントロールもついてないので
巡視された方が操作するんでしょうね。

丁度上部水槽の直上流になるんで水路橋もかなりごついです。

さらに進むと大谷滝。実はこの巡視路、大谷滝へのアプローチにも
なってますが荒れてて滝へは近付けません。いや、滝マニアなら行くのか?

そんな滝の下流にあるのが大谷えん堤。本来のアプローチは
下流側かららしいんですが巡視路が崩れてるらしく上流側から
アクセス。

流木の巡視路。埋まった取水口。先には立派な開渠の水路橋。
この流木どうやって運んだんだろう。

下流側から。立ってる下に沈砂池があります。

歴史を感じさせる水路橋。

上から見て初めて気づくカーブ。

こちら先輩も未見だった小裏谷えん堤。

沈砂と導水路への合流部。

こちらもこの時点で取水はされていませんでした。

取水からの導水路。雨水溝みたいなサイズですが岩を抜いたトンネルが
あります。

岩陰にあった取水堰堤。この過酷な状況でよく再建したなと。
堰堤は一部鉄板張り。あんまりタイトな立地で正面からは
撮影出来ず。

こちらは取水口は埋まってませんが蓋して取水してない模様。

長殿発電所の再建に当たって導水路の補修などで漏水量が減って
この時点でこの渓流取水は使わなくても十分発電には問題無いんだとか。
そういえば土木学会のアーカイブにあった建設時の資料にはこの3ヶ所が
出てこないので後年漏水などで影響が出始めた頃に追加取水するために
作られたんだろうな、と推測して納得しております。
しかしまあえらいところです。新緑は堪能しましたが。関係の皆様、くれぐれも
お怪我など無いようにお勤め下さいませ。
情報を下さった方、お付き合いいただいたkさま今更ながら
ありがとうございました。