小匠防災堰堤

2014.4.25 見学

続いてやってきましたのが小匠防災堰堤。その他には無い特徴が
気になってまして。小匠集落から水路が埋まった細い道を進むと
広いダム下に到着。

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こんなダムです。

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いわゆる治水専門のダムでして、普段は全く貯水しない運用のようです。

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上流側は通行止めと書いてあったんで車は広い所に置いて歩きました。

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堤体の少し手前で下流広場に下りられましたので行ってみました。

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堤体から下流向きに水路がありました。かんがい用水の供給もしているようです。

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下流広場はこんな感じです。もうちょっと早かったら
桜が綺麗だったみたいなのですが。

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堤体直下。こんな風にかんがい用水が供給されていました。

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水路の入口には目の大きめのスクリーンが設置されてました。
奥には何故か杭を植えた階段が。

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下流広場の護岸壁に上ってみましたがもう一つですね。
真ん中の方の穴には魚道が設置されています。

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そしてこの小匠ダムの最大の特徴、堤体を貫く道路トンネル。
高さ制限2mです。結構こすってる感じがありましたが。

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で、出た所。キャットウォークでかんがい用の取水口までつながってますね。

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そしてギロチン。このダムが機能する時にはこの扉が閉じられます。

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右岸側にありました水位表示。実際見えるかどうか疑問ではありますが。

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上流面を。ご覧の通り全く貯水してませんので川底が丸見えです。

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ここから梯子で下りられるようになってましたが落ちたら嫌でしたので止めました。
ギロチン、結構分厚いのが溝からご理解頂けますでしょうか。

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川上に向って。湖底、に近い所で護岸工事中のようでした。
そこから歩いて下りられましたが雨の後だと止めておいた方が良さそう。

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湖底から。普段から水を流してる所にもゲートがあるようですね。
真ん中にもゲートが。実際どういう運用をするのか非常に興味がありますが
ここが運用される時には近寄るのも非常識なのかもしれませんね。

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もうちょっと近寄れたかもしれませんけど川底はどうしてもズボッといきますので
この辺までで。

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ギロチンを見上げます。あとで思ったんですが
車トンネルに入れて記念写真撮っといたら良かったな、と。

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下流から全景。チラッと見えますが緑化した護岸が崩れてます。
苔むした堤体、綺麗な水で晴天時にはまるでオブジェのようですが
あちこちに残る痕跡が現役で戦う堤体である事を知らせてくれます。

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機会があったら桜の季節にお弁当持って来てみたい所でした。


廃道探索の山行が、というサイトさんがありまして、そちらがちょうど桜の季節の
増水時の様子を記事にしておられます。賛否はなんとも言えませんがお時間が
ありましたら一度ご覧下さいませ。

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ひろし

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ダム見学がきっかけで始めたブログですが車の話、パソコンの話など書いております。

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