あつまれ!水・水探検隊 6
2014.7.21 見学
奈良県 山の日・川の日 イベント あつまれ!水・水探検隊 6に参加してきました。
奈良には海が無いので海の日が山の日・川の日になるんだそうで。
室生ダムと初瀬水路でつながっている県営桜井浄水場のセットでの見学会です。
近鉄榛原駅北口に集合です。

室生ダムで見学会の趣旨説明やらお聞きしてから見学会の開始です。
まずは管理所から。

操作室。室生ダムの関連施設の操作は全てここでコントロールされています。

天端経由で堤体内見学に向かう途中に桜井浄水場の職員の方が貯水の
サンプリングをされていました。後程この水を見せて頂く事になります。

エレベーター待ちの間にゲートから見下ろし。下流に先行組の皆さんが見えます。

エレベーターを降りて最下層へ。

下流広場へ到着。普段は見られない景色を皆さん楽しんでおられました。

ここのクレストは大きいですよねえ。木津川5レンダムで唯一コンジットを
持たないこのダム、このゲートで毎年の洪水期を戦っています。

管理用電力が主なので小さいですが発電所があります。

立派な門がありますが普通はここ自体が立禁範囲内なので見る事が
出来ません。

ここからが一番立派ですね。この見学会でしか見られない風景です。

ダムの見学が終わりまして深谷渓谷、竜鎮の滝を散策します。

こんな綺麗な所があったんですねえ。

思い思いに水遊び。

桜井浄水場に移動、昼食後に見学開始。

詳細は奈良県の桜井浄水場のページにありますのでご覧頂ければ確実ですが
簡単に言うとダムからの水をまずは殺菌、水中のゴミを吸着する凝集剤を入れ、
攪拌、沈殿、砂でろ過して出来上がり。混和池は凝集剤を入れて混ぜる所です。

フロック形成池で凝集剤に集まるゴミを大きくし沈殿しやすくします。

その名の通り沈殿池。

沈殿池の後で再度消毒用の塩素を注入、ろ過池に向います。

ろ過池ですが、空っぽです。向こう側のには水が入ってますがろ過池の砂の
洗浄を見せて頂きました。

砂の下から水が湧き出しまして。

砂の中の汚れが茶色い水となって流れ出てきます。

ほぼ洗浄が終わった状態。水の色の違いが判りますでしょうか。

洗浄が終わってろ過作業を再開する為に注水中。洗浄作業は現状80時間
程度の間隔で行われるそうです。

隣の槽ですが通常はこんな風に満水で黒く見える砂でろ過されます。
ろ過された水は綺麗な水、各市に向うべく屋根付きの場所で
貯水されています。

続いて管理棟の見学。

常に人が付いて監視、監視項目はかなり多いので異常が出れば
館内放送される仕組みになってるそうです。

お次は水質検査棟。

こちらで午前室生ダムで採取した水を見ます。いろいろ入ってますね。

プレパラートに取って顕微鏡で見る事が出来ました。

そしてこちらが水質監視の為に浄水中の水の中に魚を入れて水質を監視する
設備。魚の動きで異常を監視するんだとか。

すぐ横にドラフトがあって浄水過程各部分の水がサンプリングされています。

昼食時に水道水とミネラルウォーターの利き水がありましたがまあ判りました。
ただ、蛇口をひねるだけで安全な水が出てくるという事には感謝するべき
だよなあ、と思いました。
兵庫もそうですが人口の増加はインフラにも負担を掛けます。市町村単位で
整備が厳しくなった分を県が供給する為に県営水道が出来ました。
水を守る為にこれだけの設備が動き、たくさんの人が守ってくれている事を
実感出来すごく勉強になりました。
最後になりますがお世話になりました水資源機構の皆様、職員の皆様方、
ありがとうございました。
奈良県 山の日・川の日 イベント あつまれ!水・水探検隊 6に参加してきました。
奈良には海が無いので海の日が山の日・川の日になるんだそうで。
室生ダムと初瀬水路でつながっている県営桜井浄水場のセットでの見学会です。
近鉄榛原駅北口に集合です。

室生ダムで見学会の趣旨説明やらお聞きしてから見学会の開始です。
まずは管理所から。

操作室。室生ダムの関連施設の操作は全てここでコントロールされています。

天端経由で堤体内見学に向かう途中に桜井浄水場の職員の方が貯水の
サンプリングをされていました。後程この水を見せて頂く事になります。

エレベーター待ちの間にゲートから見下ろし。下流に先行組の皆さんが見えます。

エレベーターを降りて最下層へ。

下流広場へ到着。普段は見られない景色を皆さん楽しんでおられました。

ここのクレストは大きいですよねえ。木津川5レンダムで唯一コンジットを
持たないこのダム、このゲートで毎年の洪水期を戦っています。

管理用電力が主なので小さいですが発電所があります。

立派な門がありますが普通はここ自体が立禁範囲内なので見る事が
出来ません。

ここからが一番立派ですね。この見学会でしか見られない風景です。

ダムの見学が終わりまして深谷渓谷、竜鎮の滝を散策します。

こんな綺麗な所があったんですねえ。

思い思いに水遊び。

桜井浄水場に移動、昼食後に見学開始。

詳細は奈良県の桜井浄水場のページにありますのでご覧頂ければ確実ですが
簡単に言うとダムからの水をまずは殺菌、水中のゴミを吸着する凝集剤を入れ、
攪拌、沈殿、砂でろ過して出来上がり。混和池は凝集剤を入れて混ぜる所です。

フロック形成池で凝集剤に集まるゴミを大きくし沈殿しやすくします。

その名の通り沈殿池。

沈殿池の後で再度消毒用の塩素を注入、ろ過池に向います。

ろ過池ですが、空っぽです。向こう側のには水が入ってますがろ過池の砂の
洗浄を見せて頂きました。

砂の下から水が湧き出しまして。

砂の中の汚れが茶色い水となって流れ出てきます。

ほぼ洗浄が終わった状態。水の色の違いが判りますでしょうか。

洗浄が終わってろ過作業を再開する為に注水中。洗浄作業は現状80時間
程度の間隔で行われるそうです。

隣の槽ですが通常はこんな風に満水で黒く見える砂でろ過されます。
ろ過された水は綺麗な水、各市に向うべく屋根付きの場所で
貯水されています。

続いて管理棟の見学。

常に人が付いて監視、監視項目はかなり多いので異常が出れば
館内放送される仕組みになってるそうです。

お次は水質検査棟。

こちらで午前室生ダムで採取した水を見ます。いろいろ入ってますね。

プレパラートに取って顕微鏡で見る事が出来ました。

そしてこちらが水質監視の為に浄水中の水の中に魚を入れて水質を監視する
設備。魚の動きで異常を監視するんだとか。

すぐ横にドラフトがあって浄水過程各部分の水がサンプリングされています。

昼食時に水道水とミネラルウォーターの利き水がありましたがまあ判りました。
ただ、蛇口をひねるだけで安全な水が出てくるという事には感謝するべき
だよなあ、と思いました。
兵庫もそうですが人口の増加はインフラにも負担を掛けます。市町村単位で
整備が厳しくなった分を県が供給する為に県営水道が出来ました。
水を守る為にこれだけの設備が動き、たくさんの人が守ってくれている事を
実感出来すごく勉強になりました。
最後になりますがお世話になりました水資源機構の皆様、職員の皆様方、
ありがとうございました。