春日部村営水力発電所遺構
2014.11.30 見学
とある廃発電所遺構を見に行ってきました。
春日部村営水力発電所と言うのが昔あったそうでその遺構が残ってると
ネット上の情報を元に見学して参りました。前回は伏せましたが今回は
まあいいかな、と。日ヶ奥渓谷と言う所にありまして、キャンプ場や滝も
たくさんある公園?の一角にあります発電所の遺構。

実際は大正時代に8年程しか稼動してないんであまり実用では役に立って
なかったんですが、当時に電燈が点ったというのがいかにも大事だったんでしょうね。


なんか遺構が残ってないかな、とうろうろしますが公園化に際して作った
んだろうな、と言うようなものばっかりでした。

前回雨の中下見したので水圧鉄管はこの辺かな、と。サドルらしいのが
見えたんですが上手く写真に写せませんでした。

白龍雄滝と言うのがありまして。季節柄たまには滝でも。下手ですが。

その滝の少し上流に取水堰堤があったようです。岩がごろごろしてますが。

上流には砂防堰堤。まあこれは後で出来たものですよね。

堰堤越しに下流。

排砂門には岩が載ってます。左岸側に水路があった模様。

水路やら排砂門が見えるんですが判りにくいですね。

水路の先は崩れたみたいですねえ。どっちみち今は林道が分断しています。

途切れた部分の断面。それほど太い水路ではありません。

崩れたらしい部分。まあ昔の事なので今は自然に帰っています。

水路の横に石垣があるんですが何があったのかは不明です。

取水堰堤から下流に貯水池があったそうで。多分それらしきもの。

ここが決壊して廃止になったと言う話なので全てが当時ものでは
無いと思われます。

対岸には水路があったのかな、と思わせる平場が見えています。

部分的に石積みも見えてます。

谷の上流側から見ると満砂状態の砂防堰堤のようです。

上流向き。岩がごろごろしてますね。

第二の人生は砂防ダム、となったんでしょうね。

平場は多少のアップダウンはありますが歩ける程度には残っています。

こんな感じで。

険しくなってきましたが前回制覇済みなので進みます。

前回載せました写真の場所のアップ。これねえ、歩けそうなんですが私には
その根性はありませんでした。

下から先へ迂回すべく。すばらしい水路です。どうやって作ったんだ、っと
思ってしまいます。


一瞬このけものみちを登ろうか迷いましたがどう考えても無理なので更に迂回。

上に水路が続いています。しかしどうやって作ったんだろう。

いろいろ考えながら迂回してきた先にはこんな現場が。

綺麗に落ちてますね。地面が落ちたのか水路橋が落ちたのかは
確認出来ませんでした。

こんな所に水路が通ってたのかな、と思いながらも進みます。

水路の行き先はのちほど。なんか先に見えてきましたよ。

いわゆる上部水槽に到着した模様。

余水吐きでしょうか。越流堤のようになっていました。

奥が沈砂、手前が水圧鉄管行き。

こんなに景色の良い場所ですがどうやって帰ろうか悩むような場所でもあります。

見えませんよね。水圧鉄管の台座が残ってました。

余水吐き。

上部水槽。

上部水槽の蓋が開いてたので覗いてみます。

結構急角度で落ちてたようです。あんまり太くなかったようですね。15cm迄
位でしょうか。

上部水槽から水路があったらしい所を遡ってみると。こっちも鉄管で渡してたって
事でしょうか。水管橋にしてももうちょっと太そうなんですが。謎は深まります。


水管上流向き。先の岩の辺りで水路に戻ってるようです。


やばいなあ、と思いながらその辺の木に摑まりながら直降。再度林道より
水圧鉄管があったらしい所。余水路もあったんでしょうが未確認。

林道より下向き。こっちは林道整備と公園整備で残ってるものは無さそうです。

発電所より少し上くらいから見上げます。多分この辺に降りてきてたんだろうな、
と。

たっぷり堪能出来ました。再開発は難しそうですが当時の技術が現代にまで
水路を残してるのがすごく印象的でしたね。現地は踏み後がある所もありますが
全般に危ない感じなので万が一行かれる方は十分注意の上でお願いします。
とある廃発電所遺構を見に行ってきました。
春日部村営水力発電所と言うのが昔あったそうでその遺構が残ってると
ネット上の情報を元に見学して参りました。前回は伏せましたが今回は
まあいいかな、と。日ヶ奥渓谷と言う所にありまして、キャンプ場や滝も
たくさんある公園?の一角にあります発電所の遺構。

実際は大正時代に8年程しか稼動してないんであまり実用では役に立って
なかったんですが、当時に電燈が点ったというのがいかにも大事だったんでしょうね。


なんか遺構が残ってないかな、とうろうろしますが公園化に際して作った
んだろうな、と言うようなものばっかりでした。

前回雨の中下見したので水圧鉄管はこの辺かな、と。サドルらしいのが
見えたんですが上手く写真に写せませんでした。

白龍雄滝と言うのがありまして。季節柄たまには滝でも。下手ですが。

その滝の少し上流に取水堰堤があったようです。岩がごろごろしてますが。

上流には砂防堰堤。まあこれは後で出来たものですよね。

堰堤越しに下流。

排砂門には岩が載ってます。左岸側に水路があった模様。

水路やら排砂門が見えるんですが判りにくいですね。

水路の先は崩れたみたいですねえ。どっちみち今は林道が分断しています。

途切れた部分の断面。それほど太い水路ではありません。

崩れたらしい部分。まあ昔の事なので今は自然に帰っています。

水路の横に石垣があるんですが何があったのかは不明です。

取水堰堤から下流に貯水池があったそうで。多分それらしきもの。

ここが決壊して廃止になったと言う話なので全てが当時ものでは
無いと思われます。

対岸には水路があったのかな、と思わせる平場が見えています。

部分的に石積みも見えてます。

谷の上流側から見ると満砂状態の砂防堰堤のようです。

上流向き。岩がごろごろしてますね。

第二の人生は砂防ダム、となったんでしょうね。

平場は多少のアップダウンはありますが歩ける程度には残っています。

こんな感じで。

険しくなってきましたが前回制覇済みなので進みます。

前回載せました写真の場所のアップ。これねえ、歩けそうなんですが私には
その根性はありませんでした。

下から先へ迂回すべく。すばらしい水路です。どうやって作ったんだ、っと
思ってしまいます。


一瞬このけものみちを登ろうか迷いましたがどう考えても無理なので更に迂回。

上に水路が続いています。しかしどうやって作ったんだろう。

いろいろ考えながら迂回してきた先にはこんな現場が。

綺麗に落ちてますね。地面が落ちたのか水路橋が落ちたのかは
確認出来ませんでした。

こんな所に水路が通ってたのかな、と思いながらも進みます。

水路の行き先はのちほど。なんか先に見えてきましたよ。

いわゆる上部水槽に到着した模様。

余水吐きでしょうか。越流堤のようになっていました。

奥が沈砂、手前が水圧鉄管行き。

こんなに景色の良い場所ですがどうやって帰ろうか悩むような場所でもあります。

見えませんよね。水圧鉄管の台座が残ってました。

余水吐き。

上部水槽。

上部水槽の蓋が開いてたので覗いてみます。

結構急角度で落ちてたようです。あんまり太くなかったようですね。15cm迄
位でしょうか。

上部水槽から水路があったらしい所を遡ってみると。こっちも鉄管で渡してたって
事でしょうか。水管橋にしてももうちょっと太そうなんですが。謎は深まります。


水管上流向き。先の岩の辺りで水路に戻ってるようです。


やばいなあ、と思いながらその辺の木に摑まりながら直降。再度林道より
水圧鉄管があったらしい所。余水路もあったんでしょうが未確認。

林道より下向き。こっちは林道整備と公園整備で残ってるものは無さそうです。

発電所より少し上くらいから見上げます。多分この辺に降りてきてたんだろうな、
と。

たっぷり堪能出来ました。再開発は難しそうですが当時の技術が現代にまで
水路を残してるのがすごく印象的でしたね。現地は踏み後がある所もありますが
全般に危ない感じなので万が一行かれる方は十分注意の上でお願いします。