天ヶ瀬ダム再開発工事見学会
2014.11.18&12.18 見学
皆様新年明けましておめでとうございます。今年も仲良くして下さいね。
という事でブログ上はまだ去年です。天ヶ瀬ダム再開発工事の見学の記事を。
こちらもうさぎさんから教えて頂きまして参加させて頂きましたダム工学会の
講演会と見学会。午前はダムの嵩上げをテーマにした講演を聞かせて頂き
まして昼食後の現場見学会。天ヶ瀬ダム天端から。後で触れますが天ヶ瀬
発電所の送電鉄塔の変更の為に発電所が停止、代替でダムから放流して
います。

下流方向。左岸に見えるのが天ヶ瀬発電所。右岸に見えるレンガ造りが
旧志津川発電所。大峰ダムの記事もご覧になって下さいね。送電鉄構の陰に
なってますが白虹橋の架け替え中。ちょうど今橋がある所に増設放流口が
出来る為の移設工事です。

流木、塵芥の回収作業をされていました。こんなので上げるんですね。

そして流入部の現場見学。元々地面が無い所に杭を打ってプラットホームって
言うんですか、足場を作ってあります。こういう環境から作っていかないと
いけないんで大変な工事です。

11/18時点では取水部前庭の水中の作業が終わりかけでした。
ずらっと並んだ太いパイプがボーリングカッターで地中の岩盤をくりぬき、
一時的に砂を入れておいて後に鉄管を入れる土台を作っている状態です。

右の枠の上に赤い機械を置いて太いチューブを水底の岩盤に当てて回すと
先端のカッターで掘れていく、と言う理屈です。

太いパイプの中を掘るシャベルの様なものや岩盤だったらかち割るハンマー様
の物が並んでいます。

工事期間中で無いと見られない景色。発電用の取水の手前には府営水道の
取水口。ダムのクレストゲートも見えていますね。

水中作業なので水質汚濁には十分な配慮がされていまして黄色い浮きの
下には水底まで仕切りがされているそうです。なので放流水を汚す事は
ありません。

この日は広いなあ、と思いましたが後日の状態を見て納得しました。

さて次に地下導水路のトンネル工事現場の見学です。

まずは立坑を掘り、そこから上流、下流に掘り進みます。

一部蓋がされていますが真ん中のが立坑。


発破後のズリ出し作業中。

ズリに砒素が含まれるそうで枚方の処分場まで搬出してるそうです。砒素含有は
それほど珍しい事では無いようですが処分費が大変そうです。


立坑を下るエレベーター。と言っても乗った人に聞くと箱をクレーンで
上下させてるだけなんだそうで。

深さ50mの底に放流ゲート設備が作られます。水平方向に伸びているのは
下流方向。反対の上流方向にも工事は進んでいます。

立坑下までダンプやユンボを降ろす台。

ちょうど1ヵ月後の12/18に今度は琵琶湖河川レンジャーさんの企画で見学会に
参加させて頂きました。

この看板についても宇治と言う環境から景観保護の観点でデザインが統一
されているそうです。

同じような景色ですが見て頂きたいのが左右の送電鉄塔。右のが新しい鉄塔で
左のが従来の鉄塔。従来の鉄塔がちょうど地下減勢工の真上になるので
移動する事になったんだそうです。

立坑のエレベーターのアップ。これに乗る機会が来るといいんですが。

坑内。この日は発破前で坑内割ときれいでしたよ。で、直後に発破でその音を
聞く事が出来ました。なかなかええ音ですた。

で、流入部。目の前にカッターが。使用前、後は聞き忘れましたがこれを回して
岩盤を切り下げて行きます。

この日は水に浸かってない所でした。


陸に上がってます。太いカッターをゆっくり回しています。

ショベルが出てきましたよ。

大きなクレーン。カッターの先端も結構消耗するので掘ってる途中の交換も
多いそうです。

下準備のカッターでの掘削が終わるのが今年の夏頃かな、と。そこから
鋼管矢板で遮水壁作って流入部建設なので結構時間が掛かりますね。
今の日本の技術であれば簡単な事かもしれませんが先の長い工事、
事故の無い様よろしくお願いします。
皆様新年明けましておめでとうございます。今年も仲良くして下さいね。
という事でブログ上はまだ去年です。天ヶ瀬ダム再開発工事の見学の記事を。
こちらもうさぎさんから教えて頂きまして参加させて頂きましたダム工学会の
講演会と見学会。午前はダムの嵩上げをテーマにした講演を聞かせて頂き
まして昼食後の現場見学会。天ヶ瀬ダム天端から。後で触れますが天ヶ瀬
発電所の送電鉄塔の変更の為に発電所が停止、代替でダムから放流して
います。

下流方向。左岸に見えるのが天ヶ瀬発電所。右岸に見えるレンガ造りが
旧志津川発電所。大峰ダムの記事もご覧になって下さいね。送電鉄構の陰に
なってますが白虹橋の架け替え中。ちょうど今橋がある所に増設放流口が
出来る為の移設工事です。

流木、塵芥の回収作業をされていました。こんなので上げるんですね。

そして流入部の現場見学。元々地面が無い所に杭を打ってプラットホームって
言うんですか、足場を作ってあります。こういう環境から作っていかないと
いけないんで大変な工事です。

11/18時点では取水部前庭の水中の作業が終わりかけでした。
ずらっと並んだ太いパイプがボーリングカッターで地中の岩盤をくりぬき、
一時的に砂を入れておいて後に鉄管を入れる土台を作っている状態です。

右の枠の上に赤い機械を置いて太いチューブを水底の岩盤に当てて回すと
先端のカッターで掘れていく、と言う理屈です。

太いパイプの中を掘るシャベルの様なものや岩盤だったらかち割るハンマー様
の物が並んでいます。

工事期間中で無いと見られない景色。発電用の取水の手前には府営水道の
取水口。ダムのクレストゲートも見えていますね。

水中作業なので水質汚濁には十分な配慮がされていまして黄色い浮きの
下には水底まで仕切りがされているそうです。なので放流水を汚す事は
ありません。

この日は広いなあ、と思いましたが後日の状態を見て納得しました。

さて次に地下導水路のトンネル工事現場の見学です。

まずは立坑を掘り、そこから上流、下流に掘り進みます。

一部蓋がされていますが真ん中のが立坑。


発破後のズリ出し作業中。

ズリに砒素が含まれるそうで枚方の処分場まで搬出してるそうです。砒素含有は
それほど珍しい事では無いようですが処分費が大変そうです。


立坑を下るエレベーター。と言っても乗った人に聞くと箱をクレーンで
上下させてるだけなんだそうで。

深さ50mの底に放流ゲート設備が作られます。水平方向に伸びているのは
下流方向。反対の上流方向にも工事は進んでいます。

立坑下までダンプやユンボを降ろす台。

ちょうど1ヵ月後の12/18に今度は琵琶湖河川レンジャーさんの企画で見学会に
参加させて頂きました。

この看板についても宇治と言う環境から景観保護の観点でデザインが統一
されているそうです。

同じような景色ですが見て頂きたいのが左右の送電鉄塔。右のが新しい鉄塔で
左のが従来の鉄塔。従来の鉄塔がちょうど地下減勢工の真上になるので
移動する事になったんだそうです。

立坑のエレベーターのアップ。これに乗る機会が来るといいんですが。

坑内。この日は発破前で坑内割ときれいでしたよ。で、直後に発破でその音を
聞く事が出来ました。なかなかええ音ですた。

で、流入部。目の前にカッターが。使用前、後は聞き忘れましたがこれを回して
岩盤を切り下げて行きます。

この日は水に浸かってない所でした。


陸に上がってます。太いカッターをゆっくり回しています。

ショベルが出てきましたよ。

大きなクレーン。カッターの先端も結構消耗するので掘ってる途中の交換も
多いそうです。

下準備のカッターでの掘削が終わるのが今年の夏頃かな、と。そこから
鋼管矢板で遮水壁作って流入部建設なので結構時間が掛かりますね。
今の日本の技術であれば簡単な事かもしれませんが先の長い工事、
事故の無い様よろしくお願いします。